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プロアネックスが提案する防犯対策について

現代社会において、防犯対策は重要な課題となっています。安全な環境で生活し、財産や個人の安全を守るために、信頼性の高い防犯対策が求められています。

ただし防犯対策とは効果的に行なうことで初めて効力を発揮するものであり、適当に行なっても意味がありません。防犯は適切かつ常に問題なく稼働させる必要があります。

そこでこの記事では、皆さまの防犯対策の精度をより高くするために、最新の情報を踏まえながら、あらゆる犯罪に対応できる防犯対策をご提案いたします。

1.防犯の必要性について

防犯

警視庁の調べによると2003年に約19万件の侵入窃盗が発生してから、現在に至るまで侵入窃盗の件数は減少傾向にあります。

2022年では約1万5000件まで減っており、犯罪に巻き込まれるリスクは確実に軽減しています。

しかし、この結果は2003年のあまりにも多すぎた犯罪数により、一人ひとりの防犯意識が一気に高まった成果であると言えます。

つまり自宅の防犯対策を一切行なっていないのは、もはや時代遅れとなってしまっているのです。

また、侵入窃盗は減少傾向にあるものの完全になくなったわけではないので、現在においても依然として防犯対策は求められています。

今日までは良くても明日が安全である保障はありません。犯罪によるリスクを少しでも減らすために、自宅の防犯対策は早急に行なうべきでしょう。

2.近年発生している凶悪犯罪にも対応できる防犯

近年では、「闇バイト」を初めとする強盗事件が多発しており、治安の悪化が叫ばれています。

闇バイトの実行犯たちは高級住宅や高級マンション、高齢者が住んでいる家などをターゲットにすることが多いので、それらは特に防犯のための対策が必要となります。

また闇バイトによる強盗以外にも殺人、放火、強制性行など許しがたい犯罪ケースは後を絶ちません。

こういった凶悪犯罪から自身や家族の安全を守るためにも、強固な防犯体制を整えることは課題と言えるでしょう。

3.防犯対策一覧

防犯対策にはさまざまな種類があり、自宅の形や立地によってもできる防犯対策は異なってきます。

ここでは、リフォームによって備えることができる代表的な防犯対策とそれらの「メリット・デメリット」についてご紹介していきます。

防犯カメラ

防犯カメラは、犯罪の予防や早期検知、被害の抑止など、防犯目的で使用されるカメラです。

また、犯罪発生時の証拠保全や事後の調査にも役立ちます。同じ防犯カメラのなかでも多種多様あり、必要に応じて適宜使い分ける必要があります。

代表的な種類としては、小型カメラ、ワイヤレスカメラ、スマートフォンとの連動型カメラなどが挙げられます。

– 防犯カメラによるメリット –

Merit 01

犯罪抑止効果

防犯カメラが設置されていることを知っている不審者は、自らの行動を慎重に考える傾向があります。

防犯カメラの存在が犯罪行為を抑制する抑止効果があり、盗難や不法侵入などの犯罪行為を減少させることができます。

Merit 02

安心感と安全確保

防犯カメラは居住空間やビジネスのセキュリティを強化し、そこに住む人々の安心感を高めます。

防犯カメラの存在により、犯罪を未然に防ぐことができるため、安全な環境の確保に寄与しています。

Merit 03

監視とリアルタイム確認

インターネットを介してスマートフォンやコンピュータに接続された防犯カメラは、遠隔からリアルタイムで映像を確認できます。

家を空けている間や外出先からも、自宅や家族の安全を見守ることができるので安心感が高まります。

– 防犯カメラによるデメリット –

Demerit 01

設置、運用コスト

防犯カメラの設置や運用には一定の費用がかかります。

カメラ本体の購入費用や配線工事、録画装置の維持費などが必要になります。また、カメラの定期的な点検やメンテナンスも必要です。

Demerit 02

カメラの盗難や破壊

不法侵入者は防犯カメラを破壊して映像による記録を妨害する可能性があります。

また、屋外に設置されているカメラは盗難対象になるリスクがつきまといます。

Demerit 03

プライバシーへの影響

防犯カメラは常に監視対象となる場所を映像に記録します。

このため、監視されることでプライバシーに対する不安を感じる人がいるかもしれません。

特に、防犯カメラが居住スペースやプライベートな領域を映し出す場合、住民や家族のプライバシーへの配慮が必要です。

防犯窓ガラス

防犯窓ガラスは、不法侵入や窃盗、破壊行為などから建物内の住民や財産を保護するために使用されます。

侵入窃盗犯が侵入経路に窓ガラスを選ぶのは戸建ての場合で約51%にのぼるため、窓ガラスを補強することは防犯対策としては大きな効果が見込めます。

主な防犯ガラスとしては合わせガラス、合わせ強化ガラス、合わせ複層ガラスなどが挙げられます。

– 防犯窓ガラスによるメリット –

Merit 01

防音効果

防犯窓ガラスは通常の窓ガラスよりも厚く、さらに複数のガラスが複合されているため、通常の窓ガラスよりも外部の騒音を遮断する防音効果があります。

Merit 02

破損後の安全性

防犯窓ガラスは破損しても細かな破片になりにくく、飛散防止処理が施されています。

これにより、ガラス片による事故や怪我のリスクを低減します。

Merit 03

UVカット効果

防犯窓ガラスの一部には紫外線をカットする特殊コーティングが施されている場合があります。

これにより紫外線の侵入を抑え、家具や内装の色あせを防止します。

– 防犯窓ガラスによるデメリット –

Demerit 01

高いコスト

防犯窓ガラスは通常の窓ガラスよりも強固で耐久性が高いため、製造コストが高くなります。

また設置の際には窓の規格ごと変える場合があるため、窓ガラス代以外のコストが求められる可能性があります。

Demerit 02

修理や交換の難しさ

防犯窓ガラスは通常の窓ガラスよりも特殊な製造技術が使われているため、修理や交換が難しい場合があります。

破損した場合は修復ではなく、窓ガラス全体を交換する必要が生じることがあります。

Demerit 03

簡単には割れない弊害

災害などで家に閉じ込められた場合には窓を割って脱出することがありますが、防犯ガラスの場合はその耐久性の高さが障害となってしまいます。

避難経路が制限されるため、緊急時でも機能する避難口を用意しなければなりません。

ガラス用防犯フィルム

ガラス用防犯フィルムは、ガラスの表面に貼るだけで防犯対策を強化できる特殊なフィルムです。

このフィルムは、ガラスが割れた際の飛散を防ぐだけでなく、侵入や破壊行為から建物内の住民や財産を保護するために使用されます。

– ガラス用防犯フィルムのメリット –

Merit 01

コスト効率の良さ

ガラス用防犯フィルムは、ガラスを強化するための比較的低コストな方法です。

防犯ガラスのように窓全体を交換する必要がなく、フィルムの貼り付けを行なうだけで耐久性と安全性を向上させることができます。

Merit 02

取り付けが容易

ガラス用防犯フィルムの取り付けは、比較的簡単な作業であり、専門的な知識や技術を必要としません。

専門業者に頼まずとも、個人での取り付けが可能です。

Merit 03

デザインの自由度

防犯ガラスはガラスそのものが別の素材となるため、外観やデザインに制約を与えることがあります。

ですが、ガラス用防犯フィルムは、ガラスの部分的な取り付けとなるため、建物の外観やデザインに影響を与えることなく防犯対策が行なえます。

– ガラス用防犯フィルムのデメリット –

Demerit 01

強度の限界

ガラス用防犯フィルムは、ガラスの表面に貼ることで強化するため、元々のガラス自体の強度には変化を加えません。

したがって、元々のガラスが比較的脆い場合には、フィルムを貼っただけでは完全な防犯対策とはならないことがあります。

Demerit 02

商品によって品質が異なる

ガラス用防犯フィルムの種類はたくさんあり、それらの品質についてはそれぞれ異なるため、なかにはあまり信用できない製品が紛れている可能性もあります。

比較的安価に手に入るものの、いざというときに耐性が確保できていなければ意味を成しません。

Demerit 03

メンテナンスが
必要

ガラス用防犯フィルムは、適切なメンテナンスを行なわないと劣化や変色が進行することがあります。

防犯フィルムの寿命は10年~15年と言われているので、定期的な点検と必要に応じて交換をしなければなりません。

防犯用ステッカー(シール)

防犯用ステッカー(シール)を建物や車両などに貼ることで、防犯対策を内外にアピールできるようになります。

例えば防犯ガラスの存在をステッカーを貼ってアピールすることで、侵入者を事前に諦めさせる効果が見込めます。

– 防犯用ステッカー(シール)によるメリット –

Merit 01

入手が容易

防犯用ステッカー(シール)は100円ショップなどで購入できるため低コストで入手できます。

他の防犯対策に比べて予算に優しいため、費用を抑えて防犯効果を高めることができます。

Merit 02

設置コストが不要

必要な箇所にステッカー(シール)を貼り付けるだけなので、大がかりな施工などは一切不要です。

目立つ場所に貼ることで効果的に犯罪を抑止に貢献してくれます。

Merit 03

24時間稼働

防犯用ステッカー(シール)は見えてさえいれば効果を発揮するため、24時間365日防犯対策として有効です。

維持コストなども一切かからないのが魅力です。

– 防犯用ステッカー(シール)によるデメリット –

Demerit 01

見えなければ意味がない

防犯用ステッカー(シール)は周知させて初めて効力を発揮するアイテムなので、フェンスや木の陰になってしまい、見えてなければ意味がありません。

貼り付ける場所には注意する必要があります。

Demerit 02

他防犯対策との複合が必要

「防犯カメラ稼働中」というステッカーを貼ったとしても、付近に防犯カメラがなければこけおどしとみなされてしまいます。

ダミーでもいいので、貼り付けるステッカーと複合的な効果を発生させることが重要です。

Demerit 03

定期的な交換が必要

目立つところに貼り付けると日の光や雨風にさらされることが多くなるため、必然的に劣化スピードも早くなります。

有事の際に文字がかすれていたり破れていると意味がないので、定期的な交換が必要です。

防犯センサー

不法侵入や異常な動きを検知し、警告や防犯対策を実行するための装置です。

センサーが検知した信号を基に、セキュリティシステムや防犯機器が適切なアクションを起こすことで、建物や領域の安全性を向上させる役割を果たします。

代表的なものだと、赤外線(PIR)センサーやガラスブレイクセンサーなどがあります。

– 防犯センサーによるメリット –

Merit 01

無人対応

防犯センサーは自動的に動作するため、人が常駐していない場所や夜間でも効果的なセキュリティ対策を提供します。

人手が限られた場所でも24時間体制の監視を実現します。

Merit 02

早期の異常検知

防犯センサーは常に監視を行ない、異常な動きや物体の検知し早期発見に貢献します。

不法侵入や不審者の接近を素早く察知することで、迅速な対応が可能となります。

Merit 03

無駄な警戒の軽減

防犯センサーによって要所を的確に監視することができるので、人手やセキュリティ担当者の負担軽減に役立ちます。

そのため不必要な警戒やパトロールをする必要がありません。

– 防犯センサーによるデメリット –

Demerit 01

設置コスト

高性能な防犯センサーは機能が高度化しているため、設置コストがかかる場合があります。

大規模なセキュリティシステムを導入する場合は、コスト面での負担を考慮する必要があります。

Demerit 02

電源への依存

防犯センサーは通常電源に依存して動作します。停電や電源のトラブルがある場合には機能しない可能性があります。

対策として予備電源やバッテリーのバックアップなどを導入する必要がある場合もあります。

Demerit 03

センサーの誤作動

防犯センサーは周囲の異常を検知するため、動物や風による揺れなど、正当な理由でセンサーが反応してしまうことがあります。

これにより、誤検知が発生し、無駄な警報や警告が発信される可能性があります。

防犯ライト

防犯ライトは建物や屋外のスペースに設置される特殊な照明装置で、建物の入り口や駐車場、庭園、通路など、不法侵入のリスクが高い場所に設置されることが一般的です。

代表的な防犯ライトとしては、モーションセンサーライトやタイマー付きライトなどがあります。

– 防犯ライトによるメリット –

Merit 01

屋外の可視性向上

防犯ライトの明るさにより、屋外の可視性が向上します。夜間でも周囲の状況がより明確に把握できるため、防犯対策としても有効です。

Merit 02

省エネルギー対策

最近の防犯ライトはLEDライトを使用するものが増えており、省エネルギーで長寿命です。

電気代を抑えながら24時間点灯しておくことで、常に照明が確保できます。

Merit 03

カスタマイズ可能な設定

防犯ライトは、明るさや点灯時間、感知範囲などをカスタマイズ可能です。

使用環境やニーズに合わせて最適な設定を行ない、効果的な防犯対策を実現できます。

– 防犯ライトによるデメリット –

Demerit 01

照明の漏れ

防犯ライトは暗い場所を照らすため、明るい照明が周囲に漏れることがあります。

近隣や通行人に対して、過度に明るい環境を提供する可能性があります。

Demerit 02

死角の存在

防犯ライトが届かない死角がある場合、不法侵入者はその箇所を狙う可能性があります。

防犯ライトが届く範囲内を監視するだけでなく、死角をカバーするために追加のライトの設置が必要となる場合があります。

Demerit 03

メンテナンスの必要性

防犯ライトは屋外に設置されるため、天候や外部要因によって影響を受けやすいです。

定期的なメンテナンスが必要となり、ランプの交換や汚れの清掃を行なう必要があります。

防犯用砂利

不法侵入を防止するために敷地や建物の周囲に敷き詰められる特殊な砂利です。

踏むと大きな音が鳴るため防犯対策のひとつとして利用され、不法侵入者の動きを妨げ、警戒心を高める効果があります。

– 防犯用砂利によるメリット –

Merit 01

環境にやさしい

防犯用砂利の多くは特殊な処理を施した天然石や再生資源から作られることがあります。

そのため、環境にやさしい防犯対策としても選ばれることがあります。

Merit 02

景観を壊さない

適切に配置することで景観を壊すことなく、むしろ環境に調和する防犯対策として活用されます。

周囲の環境や建物の外観に合わせて選ぶと自然に溶け込ませることができます。

Merit 03

維持管理が容易

敷き詰めるだけで使用できるため、維持管理が比較的容易です。

特別なメンテナンスが必要なく、長期間にわたって効果を保持することができます。

– 防犯用砂利によるデメリット –

Demerit 01

足元の安全性

防犯用砂利の上を歩く際に、足を傷つける恐れがあります。

特に子供や高齢者、身体的に不自由な人などが敷地内にいる場合は、事故や怪我のリスクが増えることが懸念されます。

Demerit 02

清掃の困難さ

防犯用砂利が散乱していると、清掃作業が困難になる場合があります。

特に大規模な敷地や複雑なレイアウトの場合は、清掃に手間がかかってしまいます。

Demerit 03

近隣住民への騒音問題

防犯砂利を踏んだときの音は想像よりも大きく、防犯用に加工されたものは76.5dB(デシベル)以上の音が出るようになっています。

これは掃除機の音と同等レベルなので、平時に踏むと近隣の迷惑になる可能性があります。

防犯インターホン

防犯インターホンは、建物の玄関や入り口に設置されるセキュリティ機器の一種です。

主な目的は、訪問者と居住者とのコミュニケーションを可能にすると同時に、不審な人物や不法侵入者の確認を行なうことです。

– 防犯インターホンによるメリット –

Merit 01

身元確認

防犯インターホンは訪問者と居住者との音声通話が可能なため、訪問者の身元を確認することができます。

居住者は、訪問者の声や目的を確認し、犯罪者や不審な人物の侵入を防ぐことができます。

Merit 02

記録と証拠

防犯インターホンには録画機能がある場合、訪問者の音声や映像を録画することができます。

録画データは不審な訪問者の特定や、犯罪の証拠として重要な役割を果たすことがあります。

Merit 03

不法侵入防止

防犯インターホンを通じて居住者が訪問者を確認した後、ドアオープナー機能を使用してドアを遠隔操作で開けることができます。

これにより、居住者は直接対面せずにドアを開け、不法侵入を防止できます。

– 防犯インターホンによるデメリット –

Demerit 01

費用の負担

防犯インターホンは高度な技術を備えたシステムであり、設置には一定の費用がかかります。

また、専門家による設置・メンテナンスが必要となる場合もあり、ランニングコストがかさむことがあります。

Demerit 02

設置場所の制約

防犯インターホンは建物の玄関や入り口に設置されることが一般的ですが、設置場所によっては配線などの制約が生じる場合があります。

特に既存の建物に後付けする場合には配線工事などが必要となることがあります。

Demerit 03

遠隔対応が限定的

防犯インターホンは通常、設置場所から一定の距離離れた場所からの遠隔操作に対応していることが少ないです。

遠隔からの対応が必要な場合には、別途セキュリティシステムを導入する必要があるかもしれません。

防犯カーテン

防犯カーテンは、窓やドアなどの開口部に取り付けられるセキュリティ対策のひとつで、不法侵入やガラスの破損、日差しや視線のコントロールを目的として使用されます。

住宅やオフィス、店舗などさまざまな場所で利用されることで、不法侵入や窃盗、プライバシー保護などのセキュリティ面でのニーズに対応します。

– 防犯カーテンによるメリット –

Merit 01

視線の遮断

防犯カーテンは窓ガラスを覆うことで、室内のプライバシーを保護します。

外部からの視線を遮断し、住宅内部のプライベートな空間を守ることができます。

Merit 02

不法侵入の阻止

防犯カーテンは窓やドアを覆うため、不法侵入者が建物に侵入するのを困難にします。

頑丈な素材で作られているため、ガラスの破損や窓の割り込みを防ぐことができます。

Merit 03

カスタマイズ性

防犯カーテンにはさまざまなデザインやカラーバリエーションがあります。

建物の外観やインテリアに合わせて選ぶことで、セキュリティ対策とデザイン性を両立させることができます。

– 防犯カーテンによるデメリット –

Demerit 01

視界の制限

防犯カーテンは窓やドアを覆うため、室内から外を見ることができなくなります。

これにより、景色や外部の状況を視界から遮断してしまうことがあります。

Demerit 02

防犯機能の限界

防犯カーテンは不法侵入を防ぐための対策ですが、完全に防ぐことは難しい場合があります。

高度な侵入者や器具を持った侵入者に対しては、防犯カーテンのみでは防ぎきれないこともあります。

Demerit 03

空気の循環の制限

防犯カーテンが窓を覆うため、室内の空気の循環が制限されることがあります。

特に暑い季節や日中の日差しが強いときには、換気や涼しい風を取り込むことが難しくなる可能性があります。

防犯サッシ

防犯サッシは、窓に設置される通常のサッシに比べて、強化された構造や特殊な素材が使用されるため、外部からの不法侵入や窃盗を防止に役立ちます。

不法侵入や窃盗、ガラスの破損などのリスクを最小限に抑え、建物内部の安全を確保するために導入されることがあります。

– 防犯サッシによるメリット –

Merit 01

ガラスの補強

防犯サッシにはガラス部分の補強が施されている場合があります。

特殊なガラスや防犯フィルムを使用することで、ガラスの破損を防ぎ不法侵入を阻止します。

Merit 02

耐久性と長寿命

防犯サッシは頑丈な素材を使用しており、耐久性が高く長期間使用することができます。

長寿命であるため、長期的なセキュリティ対策として信頼性があります。

Merit 03

複数のロックポイント

防犯サッシには複数のロックポイントが備わっている場合があります。

複数の場所から均等にロックすることで、窓やドア全体をしっかりと固定することができます。

– 防犯サッシによるデメリット –

Demerit 01

設置コスト

防犯サッシの導入には通常のサッシに比べて高いコストがかかる場合があります。

頑丈な素材や特殊なロック機構を使用するため、その分費用が上がることがあります。

Demerit 02

視界の制限

防犯サッシにはガラスの補強が含まれる場合があり、視界が制限されることがあります。

外の景色を楽しむことや、室内との視覚的なつながりを持ちたい場合には、注意が必要です。

Demerit 03

災害時は障害になる

災害発生時、窓から脱出しなければならない状況だと、防災サッシは逆に脱出の障害となってしまいます。

防犯サッシを設置する窓とは別に、災害時の避難経路を確保しておかなければなりません。

防犯シャッター

防犯シャッターは頑丈な素材で作られており、建物の窓や出入口を覆うように設置すると不法侵入や窃盗、ガラスの破損などのリスクを最小限に抑えることが可能です。

建物内部の安全を確保するために重要なセキュリティ対策として活用されています。

– 防犯シャッターによるメリット –

Merit 01

防災対策

防犯シャッターは地震や台風などの自然災害時にもガラスの飛散や侵入を防止します。

外部からの飛来物に対しても高い耐性を発揮します。

Merit 02

ガラスの保護

防犯シャッターは窓ガラスや出入口のドアを覆うことで、ガラスの破損や割り込みを防止します。

これにより、窃盗や器物損壊を未然に防ぐことができます。

Merit 03

視線とプライバシーの保護

防犯シャッターは建物内部を外部から遮断するため、視線とプライバシーを守ります。

屋内の状況を外部から見られるのを防ぎ、安心感を提供します。

– 防犯シャッターによるデメリット –

Demerit 01

視界の制限

防犯シャッターは窓やドアを覆うため、閉めている間は外部との視界が遮られます。

開いているときには外から内部を見ることができますが、閉じている場合には外部の状況を確認することができなくなります。

Demerit 02

メンテナンスの必要性

防犯シャッターは頻繁に使用されるため、定期的なメンテナンスが必要です。

動作確認や清掃、補修などの作業が必要となる場合があります。

Demerit 03

電動シャッターの停電対応

電動で動作する防犯シャッターの場合は停電時には動作しなくなってしまいます。

そのため、停電時用の予備電源設置などシャッターが動作しない際の対策が求められます。

防犯玄関ドア

防犯玄関ドアは、建物の主要な入口である玄関に取り付けられ、通常の玄関ドアに比べて頑丈で強化された構造や特殊なロック機構を備えています。

ピッキングやこじ破り、ガラス破りなどのさまざまな侵入方法から自宅の安全を守ります。

– 防犯玄関ドアによるメリット –

Merit 01

不法侵入の阻止

防犯玄関ドアは頑丈な素材や特殊なロック機構を備えているため、不法侵入者の侵入を防止します。

通常の玄関ドアに比べて耐久性が高く、強固な構造により強引な開閉や破壊を困難にします。

Merit 02

特殊なロック機構

防犯玄関ドアには特殊なロック機構が備わっています。

多くの防犯玄関ドアは、複数のロックポイントを持ち、ドア全体をしっかりと固定することができます。

Merit 03

防音、断熱効果

防犯玄関ドアは防音・断熱効果も高いため、外部の騒音を低減し、室内の温度を快適に保ちます。快適な居住環境の提供にも貢献します。

– 防犯玄関ドアによりデメリット –

Demerit 01

施工工事

防犯玄関ドアの導入には、専門的な施工工事が必要となることがあります。

建物の構造に合わせた取り付けや調整が必要となるため、工期や手間がかかることがあります。

Demerit 02

設置に必要なコスト

防犯玄関ドアは通常の玄関ドアよりも高価な場合があります。

耐久性やセキュリティ機能を重視した設計になっているため、導入コストが高くなることがあります。

Demerit 03

修理や交換の困難さ

防犯玄関ドアの一部のパーツやロック機構は特殊なものが使われているため、修理や交換が一般のドアよりも困難な場合があります。

部品の調達や対応に時間がかかることがあるため、メンテナンスの際には専門業者のサポートが必要になることもあります。

防犯網戸

防犯網戸は、通常の網戸とは異なり、強化されたセキュリティ機能を備えた窓用の網戸です。

建物の窓に取り付けることで通気性を確保しつつ、不法侵入や虫の侵入を防止します。

防犯網戸としては、アルミニウムやステンレス鋼など強固な素材が使用されたり、ロック機構がついているものなどが挙げられます。

– 防犯網戸によるメリット –

Merit 01

転落防止

防犯網戸は子供やペットの安全を確保する役割も果たします。

高い位置に設置された窓からの転落を防ぎ、家族やペットの安全を守ります。

Merit 02

簡単な取り付け

防犯網戸は窓枠に取り付けるだけで利用できる場合が多く、施工が比較的簡単です。

追加の工事が必要ないため、手軽にセキュリティ対策を強化できます。

Merit 03

通気とプライバシーの両立

防犯網戸は通気性が高いため、室内に新鮮な空気を取り入れることができます。

同時に、外部からの視線を遮ることでプライバシーを守ります。

– 防犯網戸によるデメリット –

Demerit 01

視界の制限

防犯網戸は、網目があるため室内からの視界が制限されます。

網目の隙間が狭い場合は、外部の景色や光の取り込みに影響してしまう場合があります。

Demerit 02

コスト面の考慮

防犯網戸の導入には一定の費用がかかります。高品質の防犯網戸を選択する場合は、そのコストを考慮する必要があります。

Demerit 03

メンテナンスの必要性

防犯網戸は屋外に設置されるため、雨や風などの自然の要因により汚れや劣化が生じる可能性があります。

定期的なメンテナンスが必要となります。

ベランダ用の防犯対策

ベランダは建物の外部に位置するため、不法侵入者にとって侵入しやすい場所となります。

防犯対策を怠ると、不法侵入者がベランダ経由で建物内に侵入してくる危険があるため、しっかりとした防犯対策が求められます。

具体的な対策としては、防犯カメラやモーションセンサーの設置、侵入を妨害するために観葉植物を置くなどがあります。

– ベランダ用の防犯対策によるメリット –

Merit 01

プライバシー保護

防犯フィルムや防犯網戸を使用することで、ベランダからの内部の視線を遮断し、プライバシーを守ります。

居住空間のプライバシーを確保することができます。

Merit 02

心理的安心感

防犯対策を行なうことで、居住者は心理的な安心感を得られます。

不法侵入や盗難から守られることで、日々の生活に対する不安を軽減させる効果があります。

Merit 03

家族やペットの安全確保

適切な防犯対策を行なうことで、ベランダからの転落などの事故を防ぎ、家族やペットの安全を確保します。

安心してベランダを利用できる環境を提供します。

– ベランダ用の防犯対策によるデメリット –

Demerit 01

見た目への影響

防犯対策を施すことで、ベランダの外観に影響が及ぶ場合があります。

例えば、防犯カメラやセンサーライトなどが目立つ場所に設置されてしまうと、建物の外観に違和感が生じるかもしれません。

Demerit 02

気候の影響を受ける

防犯対策を施した場合、特に屋外に設置される機器は気候条件によって影響を受ける可能性があります。

機器の故障や劣化を防ぐために、適切な対策や保護が必要になります。

Demerit 03

費用が高額になる場合も

ベランダの立地や広さに問題があるときには大きくリフォームしなければならなくなるため、その分費用も高額になります。

ベランダの近くにフェンスや電柱があり、それらを伝って登れてしまう場合などが挙げられます。

4.防犯に関する助成金制度について

防犯に関する助成金制度は、防犯の重要性を認識し、犯罪や不法侵入などの被害を防止するために、個人や法人が防犯対策に取り組む際の負担を軽減することを目的としています。

防犯に関する助成金制度は、多くの都道府県や地域で導入されており、対象となる防犯対策はさまざまです。東京都を例に、助成金を受けられる防犯対策と条件についてご紹介します。

【防犯設備の整備に対する区市町村補助事業】

地域東京都
交付申請期間令和4年9月~
対象者・他商店街等における防犯カメラ等の防犯設備の整備(新設・更新)に係る経費を区市町村とともに補助
補助対象防犯カメラ、防犯灯、ボラード(車止め)等の防犯設備
負担割合都1/3、区市町村1/3、地域団体1/3
都補助限度額 300 万円
防犯カメラ1台あたり整備費用 60 万円を上限とする
※ 一定の補助要件あり
※ 産業労働局商工部地域産業振興課に事務執行を委任

【共同住宅防犯対策助成事業】

地域東京都港区
交付申請期間随時
対象者・他 (1)区内にある分譲マンションの管理組合及び公共住宅等に居住している住民で構成されている団体等(管理組合がないマンションについては、区分所有者の1/2以上の者で構成する団体)
( 2 )区内にある賃貸住宅所有者(個人・法人は問いません。)
助成対象建物 ・建物基準法その他関係法令に適合していること
・現に住宅として使用されていること
・住宅に係る部分の床面積の割合が全体の床面積(共用部分等を除く。)の5割を超えていること

分譲マンション・共同住宅の場合は
・管理組合等が整備されていること
・管理組合総会又は理事会等において、 防犯機器の設置に ついて議決又は予算措置されていること
助成対象防犯機器 ・防犯カメラシステム
・センサー付ライト
・センサー付アラーム
・オートロックシステム
・その他区長が必要と認めたもの(お問い合わせください。)

助成対象金額 助成対象経費総額の1/2(100円未満切り捨て)(上限額50万円)

【住まいの防犯対策助成】

助成対象者 以下の条件すべてを満たす方
・現に区内に住所を有する方
・住民基本台帳または外国人登録原票に登録されている世帯の世帯主またはこれに準ずる方
・安全・安心おまかせ出前相談を受けた方
対象となる防犯対策 ・玄関
防犯性能の高い錠の取付け又は交換
補助錠の取付け又は交換
サムターンカバーの取付け又は交換
カム送り防止具の取付け又は交換
ガードプレートの取付け又は交換

・窓
防犯フィルムの張付け
防犯ガラスへの交換
補助錠の取付け又は交換
面格子の取付け又は交換
ガラス破壊センサーの取付け又は交換

・その他
センサー付ライトの取付け又は交換
センサー付アラームの取付け又は交換

注記:助成対象は、事前に防犯アドバイザーが必要と認めた防犯対策に限ります。ご予定の防犯対策について、助成の対象となるか疑義がある場合は、施工前に必ず下記の問合せ先までご連絡ください。
助成対象 居住する住宅に対して、新たに行なう対象となる防犯対策で、その防犯対策に要した経費(消費税を含む。)が5千円以上のものです。一住宅につき1回限りです。
助成金額 1万円を限度として、対象経費の2分の1の金額を助成します。
注記:100円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとします。

これらのように、同じ東京都内でも都が行なっている助成金制度と、区が独自で行なっているものなど、多くの防犯対策制度が施行されています。

他都道府県も例外ではなく、お住まいの地域によって助成金を受けられる条件や金額が異なるため、防犯対策を行なう際は、必ずお住まいの地域で施行されている制度を確認しましょう。

助成金制度により、防犯対策に費用をかけることが難しい住民や事業者も積極的に取り組むことができ、地域全体の防犯意識を高める効果が期待されます。

また、助成金を活用することでより高度なセキュリティ対策を実現することが可能となり、犯罪の抑止力向上に貢献しています。

5.まとめ

犯罪の手口は年々巧妙化してきており、昔のままの防犯対策では通用しなくなりつつあります。

そういった意味では、防犯は日々アップデートしていかなければならないため、終わりがない戦いとも言えます。

残念ながら侵入窃盗や強盗、そして人命に関わるような凶悪犯罪が完全になくなることはないでしょう。

そういった事実と向き合いつつ、少しでも犯罪に巻き込まれるリスクを減らすために防犯対策をしっかりと整えるのは、現在を生きる私たちの宿命なのです。

当事務所では安心・安全を追求するため、専門的な観点から最新の防犯技術と豊富な経験を活かし、効果的な防犯対策を提案しています。

皆さまのニーズに合わせた「カスタマイズ」された防犯システムや高品質な防犯製品の提供を目指しています。

お住まいや家族の安全を守る大切なパートナーとして、皆さまの安全と平和な日々の実現に向け、共に力を合わせて歩んでいきましょう。

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