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 公開日: 2024/01/22 最終更新日: 2024/01/17

ストーカー被害から身を守る「防犯対策」を防犯設備士が解説

Category: ニュース / 防犯関連記事 Tag:

「まさか、自分がストーカー被害に遭うなんて…」ストーカーされるきっかけは、些細なことです。

また、ストーカー行為をする人は、基本的に「配慮に欠ける人」だと思ってください。

「嫌われたらどうしよう」という発想がなく、拒絶されると微塵も思っていない客観性に欠けた考え方をしています。

そのような相手から、自分の身を守る方法を「防犯設備士」が解説いたします!

当事務所には、「防犯設備士」「電気工事士」「第4号警備業務」の有資格者が在籍しており、専門的な観点から防犯に関する対策やアドバイスを行なっています。

ライター

防犯対策
2024年1月22日

防犯設備士が書いた「防犯によるトータルサポート」の記事です。防犯設備士のみならず、「1級電磁波測定資格」を持つ測定士など、電磁波や防犯に関する高度な知識と技術を持つ有資格者が監修。

– 目次 –

1- ストーカー規制法とは?

ストーカー規制法」は、ストーカー行為を禁止し、被害者の保護を図ることを目的とした法律です。2000年5月24日に制定され、同年11月24日に施行されました。

また、2023年5月26日に、ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部が改正され、「GPS機能」を悪用した位置情報の取得などが規制対象に追加されました。

ストーカー事件から発生しうる、殺人や傷害などの凶悪犯罪を防止する目的で制定されました。

ストーカー規制法で定めるストーカー行為とは、以下のような行為です。

  • つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがる、見張る、押し掛ける、住居等の付近をうろつく
  • 監視していると告げる、監視されていることを知り得る状態にする
  • 連続して電話をかけ、メールや手紙を送る、付きまとい等の行為を撮影する、名誉を傷つけるような言動をする

2- ストーカー相談で警察ができること

ストーカー規制法は、ストーカー行為の被害者を保護するために重要な法律です。被害に遭った場合は、一人で悩まず、まずは「警察署」に相談しましょう。

ストーカー規制法に基づいて、警察署に相談することで、以下の措置を講じてもらうことができます。

警告

警告は、ストーカー行為を繰り返すおそれがある場合に、警察官から口頭で警告をもらうことができます。

禁止命令

禁止命令は、ストーカー行為を禁止する命令です。

警察署長は、ストーカー行為を繰り返すおそれがあり、被害者の生命、身体、自由又は名誉に危害を加えるおそれがある場合に、禁止命令を出すことができます。

接近禁止命令

接近禁止命令は、ストーカー行為の被害者から一定の距離を離れるように命じる命令です。

警察署長は、ストーカー行為を繰り返すおそれがあり、被害者の生命、身体、自由又は名誉に危害を加えるおそれがある場合に、接近禁止命令を出すことができます。

住居等の移転命令

住居等の移転命令は、ストーカー行為の被害者が住居等を移転するように命じる命令です。

警察署長は、ストーカー行為を繰り返すおそれがあり、被害者の生命、身体、自由又は名誉に危害を加えるおそれがある場合に、住居等の移転命令を出すことができます。

3- ストーカー対策とは?

ストーカー被害に遭っている場合、まずは自分でできる防犯対策を講じることが大切です。

ストーカー行為を記録する

ストーカー行為を記録しておくことで、警察や弁護士に相談する際に役立ちます。

ストーカー行為を記録する方法としては、メモや日記、防犯カメラ、ドライブレコーダー、スマートフォンのカメラ、音声レコーダーで記録する方法があります。

記録する内容としては、以下のようなものが挙げられます。

ストーカー行為の内容
(いつ、どこで、誰が、何をしたのか)

ストーカー行為の証拠
(写真、動画、音声、メール、手紙など)

ストーカーを避ける

ストーカーと接触する機会を減らすことが大切です。

そのためには、一人で行動を避けたり、よく利用する場所や時間を変更する方法があります。

  • 友人や家族と行動を共にする
  • 利用する店舗や施設を変更する
  • 買い物や通勤・通学の時間帯を変更する
  • 夜遅い時間や人通りの少ない場所は避ける

防犯グッズも持ち歩く

防犯グッズを活用することで、ストーカー行為を未然に防いだり、被害を最小限に抑えたりすることができます。

また、スマートフォンには、防犯機能が搭載されているものがあります。例えば、緊急通報ボタンや、GPS機能、音声録音機能などです。

スマートフォンの防犯機能を活用することで、ストーカー対策に役立ちます。

  • 防犯ブザー
  • ドライブレコーダー
  • 護身用スプレー
  • 護身用グッズ

警察や弁護士に相談する

ストーカー行為がエスカレートした場合は、警察や弁護士に相談しましょう。

警察は、ストーカー行為を禁止するストーカー規制法に基づいて、ストーカー行為を制止する措置を講じることができます。

また、弁護士は、ストーカー行為の被害に遭った場合に、法的措置を講じることができます。

  • 最寄りの警察署に相談する
  • ストーカー相談窓口に相談する
  • 知り合いの弁護士に相談する
  • インターネットなどで弁護士を探す

4- プロアネックスの防犯対策

プロアネックスには、「防犯設備士」「電気工事士」「第4号警備業務」の有資格者が在籍しており、あらゆる対策を組み合わせて、ストーカーからご依頼者の安全を守ります!

一軒家や賃貸、ストーカー被害の状況により、対策やサポート内容が変わります。まずは、現在に至るまでの経緯や状況をお聞かせください。

状況に応じて駆けつけサポートにも対応しています!

防犯設備士・電気工事士ができること

防犯対策(カメラ・センサーライト・砂利・ガラス・フィルム・警報機・監視・盗聴・盗撮)

第4号警備業務ができること

第4号警備業務とは、人の身体に対する危害の発生を警戒・防止する警備業務をいい、身辺警護業務のことを指します。

通勤や通学、外出時に同行し、ストーカーや不審人物(車両)の確認など、あらゆる危険からご依頼者を守ります!

第4号警備業務を行なう警備員は、第3号警備業務を行なう警備員と同じく、警備業法に基づく国家資格である警備員の資格を有する必要があります。

5- ストーカー被害のご相談窓口

一日も早く安心した生活を取り戻すためには、いま起きている問題に向き合うことです。

警察や弁護士に相談しても、納得のいく対応をしてもらえないこともあるかと思います。

自身や家族の安全を守るためには、一人ひとりの防犯意識の改善が求められています。取り返しのつかない状況になる前に、まずは専門家に相談してみましょう。

プロアネックスには「防犯設備士」のみならず、「第4号警備業務」の有資格者も在籍しており、あらゆる状況に幅広く対応いたします。

ストーカー被害に関するご相談は、お問い合わせフォーム、電話、メール、ラインにて、24時間365日お受けしています。

無料相談で解決する問題もありますので、まずはお問い合わせください。

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